Concept
ベクトルスマートオブジェクト

ひなたとみどりについて

心に寄り添い自然の癒しをお庭に

緑の仕事を通じて、みなさまに癒しを提供したい、という思いを込めて Greenworksひなたとみどり をたちあげました。 庭で癒しを得てほしいから、「模したもの」であっても自然らしさを感じてほしい、と思っています。どんな時でも、どんな庭でも、そんな仕事を実現させたいと思いを巡らせています。まだまだブラッシュアップしていかなければならないところは多々あると思いますが、ぜひ皆様のお役に立ちたいと考えております。
  • 自然の魅力に惹かれる理由

    庭に樹やお花を植えるのはどうしてでしょうか。
    「模したもの」であっても自然らしさを感じられると、癒しが得られるからではないかと思います。
    庭木、鉢植であれ、また室内に飾られる観葉植物であれ、身近に緑を感じたい、と考えることはストレスに満ちた生活を送らざるを得ない私たちの防御本能なのかもしれません。

  • 庭の手入れと自然のバランス

    時に彼らは想像以上の成長力を発揮し、私たちが望む以上に茂ったり、大きく育ったりします。
    自由に成長させてあげられる環境があればよいのですが、そうではないことが庭ではほとんどでしょう。だからこそ、庭には手入れが必要なのです。
  • 心に寄り添う庭師の資格

    庭全体を見て、植えられている植物の特性を鑑みて、それを愛でる人の思いを理解して・・・
    専門的な知識を持ち、それを実践する技術と経験、そして庭に癒される人の気持ちを思うこと。
    これは庭で仕事をさせていただく私たち庭師が持ち合わせてなければならない最も大切な「資格」と思います。
  • 植物の本来の姿を尊重する剪定の巧み

    「自然に感じられる手入れの仕方」とはどのようなものなのでしょうか。
    「自然風」みたいな言葉でまるめてしまうと何となくわかったような感じになってしまいますが・・・
    世の中の植木屋さんも「自然風」の剪定を勧めているように思います。
    「自然風」ってなに?どういうふうにすることなの?と聞かれて的確に答えられる人はそう多くないかもしれません。
    ・所謂忌枝(いみえだ)といわれる不自然な生え方をした枝が少ないこと
    ・先端に行くに従って徐々に枝先が細くなっていくこと
    ・バランスの良い枝順(不自然ではない枝のつき方)が保たれていること
    ・先端に行くに従って細やかな枝数が増えていること
    ・枝それぞれ、ある程度弧状の輪郭線がざっくり(きっちりしすぎない程度に)保たれていること
    ・樹種の特性を理解し、それぞれの「その樹らしさ」を殺さないよう仕立てること
    これらを剪定により極力実現していくことです。
  • 庭の設計から見える樹木のあり様と手入れの追求

    お客様の庭を拝見すると、造園家の想定や想い、そして個々の植栽の役割が見えてきます。
    庭の設計の際の想定が標高3000mの山頂に近い深山なのか、避暑地に代表される高山なのか、武蔵野の大地に根差す雑木林なのかによっても、仕上げる樹形は大きく変わるのです。
    具体的に言うと、幹のゆすり、枝の角度、枝先の詰まり方などですが、深山に近いほど、環境は厳しくなってくるので、これらの構成はより空間密度が凝縮されていきます。
    それぞれが自然であり、想定の違いによって見え方が違うだけなのですが、それぞれの樹のあり様は、本物の自然環境に出向き、よく観察し、「樹の気持ち」を理解したうえで、どのように手入れしたらそのように見えるのかを追求していかないと、「模していく」のは難しいと思います。
    このような手入れを基本として、花付き、実付きをよくしたいというご要望をかなえたり、適期でない時期の剪定、木の状態により剪定の強弱を判断して庭のお手入れをさせていただきます。
  • 適切な切り方の重要性

    自然に感じられる樹形を保つためにはそれに応じた手入れの仕方が必要なことはお話ししましたが、「切り方」にもこだわりがないと樹を痛めてしまいます。
    枝を切られた樹は、菌の侵入による腐朽を防ぐため、切り口(傷口)をいち早く塞ごうとします。
    切られた傷口を塞ごうとしても、ベストな状態の切り口になっていないと傷口の補修が菌の侵入に追いつかないのです。
    植木屋さんは作業にスピードが求められますが、急ぐからと言って最適な切り方ができないのであれば、切らないほうが良いのではないかとさえ思います。
  • 樹木への細やかな愛と的確な手入れによる自然な輝き

    なぜかはわからないのですが、樹が不要と判断して自ら枯らせた枝は簡単に折り取れます。
    これに対して、人が不適切に切った枝は、なぜか簡単には折り取れません。いつまでも残ってしまい、菌の侵入口として存在してしまうのです。
    だからこそ一枝一枝きちんと最適な位置で切ってあげる必要があります。
    植木屋さんが使っている道具はたいてい、剪定のこ、剪定ばさみの二つかと思います。
    でも、この道具だけでは最適な位置で切れないことが多々あるのです。
    私はさらに道具を2つ常備しています。剪定ばさみ以外に芽切狭、剪定のこ以外に引廻のこを、という具合です。
    芽切鋏、引廻のこともに、狭い場所にも入り、最適な位置で切ることができます。
    普通の植木屋さんでここまでの道具を腰に下げている人はあまりいないと思います。作業はもちろん、道具の持ち替えにも時間がかかりすぎるからです。
    私は別の人が切り残した「菌の侵入口」も気づいたら切り取ります。菌が侵入した後だから今更遅いよ、という人もいますが、それでも、少しでも傷口を塞ぐのに時間がかからないほうがそれ以上の侵入を防げると思っているからです。